『仏文和訳法』を読む(例文217)
山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262
を読んでいます。
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第六章 代用語句 1. 代用語句を翻訳するに当たっては、 (ニ)Ce、cela、le、en、yなどの代名詞が Que+接続法文を受けることがある。 |
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[例文217] Que les individus ainsi classés ne soient pas seulement des exemplaires de ces classes, que la qualité de militaire ou de bicycliste n’épuise pas toutes leurs qualités, cela va de soi. Ils n’appartiennent pas à un seul cercle social, mais à plusieurs, qui se pénètrent.
[語句] cela va de soi 自ずから明らかなことである。(比較cela va sans dire 言うまでもないことである) épuiser 汲み尽くす、使い果たす se pénétrer 混淆する [訳] このように分類された人々は単にその階級の標本だけではないということ、軍人とか自転車乗りとか言う資格はその人たちのすべての資格を言い尽くしてはおらないということは自明の事柄である。その人たちは唯一つの社会団体に属しているのではなくて、相交錯している数個の社会団体に属しているのである。 |
◯今日の要点
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1. 代用語句を翻訳するに当たっては、 (ニ)Ce、cela、le、en、yなどの代名詞が Que+接続法文を受けることがある。 |
今日は以上です。
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