2024年9月23日月曜日

例文100

 

『仏文和訳法』を読む(例文100

 

山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262

を読んでいます。

 

第二章 動詞

1. 動詞の省略

次のごとき場合に動詞が省略されることがある。

(ロ)対等文において、動詞が同一である場合に、後の方の動詞が省略されることがある。

↑前回までは(ロ)を見てきました。

今回は

(ハ)次のごとき言い方

da là (またはD’où)「そこから~が出て来る」

です。

例文100

 L’homme est avare de sa peine ; il cherche à épargner son travail : de là tous les progrès de l’industrie, non seulement dans l’invention des machines, mais dans la combinaison des tâches.

語句

être avare de ~~を惜しむ

人間は労苦を厭い、その努力を節約しようと努める。そこから、唯に機会の発明においてばかりでなく、仕事の組み合わせにおいても、工業のすべての進歩が起こるのである。

 

◯今日の要点

de là を辞書で確認しておきましょう。

 

de là

(2) その事実から,したがって,その結果.

On peut conclure de là que+直説法.|そのことからと結論できる

Il n'a pas assez travaillé; de là son échec.|彼は十分勉強しなかった.だから失敗したのだ

De là vient que je ne le vois plus.|そういうわけで私はもう彼に会わないのだ.

『プログレッシブ仏和辞典』

[例文100]の場合ですとnaîtrevenirが省略されていると考えて

 

de là naissent tous les progrès de l’industrie

de là viennent tous les progrès de l’industrie

 

としてもよさそうです。

 

今日は以上です。

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