2024年5月4日土曜日

例文29

 

『仏文和訳法』を読む(例文29

 

山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262

を読んでいます。

 

前回まで

第一章 主語

1. 主語の位置の変態

という題で、主語が文頭にない文を見てきました。

 

今回からは、「仮定主語」(仮主語)がある文を見ていきます。

 

2. 仮定主語と本主語

(イ)仮定主語が非人称の IL である場合

 非人称の il が動詞の主語である場合は、動詞が Il a neigé toute la nuit.(一晩中雪が降った)のごとき天候を示す動詞でない限り、必ず後方に意味上の本主語が置かれているのであるから、その本主語をはっきりと判別しなければならない。

 

A. 本主語が名詞である場合がある

 

 

 

例文29

Il est des gens qui croient que l’Amérique est un pays où l’or est tout-puissant.

 

『仏文和訳法』では Il est les gens~ と、定冠詞lesを使っていますが、『新しい仏文解釈法』山田原実著、島田実増訂、大学書林,1963)にしたがって訂正しました。

 

[訳]

アメリカは黄金万能の国だと考えている人がある。

[注意]非人称の Il est は常に Il y a , Il existe の意をもつ。

 

 

 

 

今日は補足説明はありません。

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