『仏文和訳法』を読む(例文31)
山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262
を読んでいます。
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第一章 主語 2. 仮定主語と本主語 (イ)仮定主語が非人称の IL である場合 非人称の il が動詞の主語である場合は、動詞が Il a neigé toute la nuit.(一晩中雪が降った)のごとき天候を示す動詞でない限り、必ず後方に意味上の本主語が置かれているのであるから、その本主語をはっきりと判別しなければならない。
A. 本主語が名詞である場合がある
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の続きです。
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[例文31] Il s’est opéré de grands changements.
[訳] 大改革が行われた。 |
〇今日の要点
今日の要点は、代名動詞 s'opérer(起こる、行われる)が非人称構文をとることがあるということです。
具体例として
De grands changements s'opèrent.
https://dictionnaire.lerobert.com/definition/operer
が非人称構文の
Il s'opèrent de grands changement.
になることがあるということです。
↓
この文が、さらに過去形になると
[例文31]の
Il s’est opéré de grands changements.
となります。
今日は以上です。
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