『仏文和訳法』を読む(例文204)
山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262
を読んでいます。
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第五章 否定語句 être loin de~ 「~どころではない」 loin de (またはque)~ 「~どころではなく」 [注意]Loin de~、loin de~はbien loin de~、bien loin que~の形で現れることがある。 |
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[例文204]
[語句] l’antagonisme 敵対、拮抗[対立、対抗] inverse 反対の s’impliquer 互いに関連し合う
[訳] 非常にしばしば、社会と個人の間に拮抗性というものが認められているが、それはなんら事実と一致するものではない。この2つの語は、相反抗して、それぞれ反対の方向にしか発展することができないものであるどころではなく、互いに相関連し合うものである。 |
◯今日の要点
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être loin de~ 「~どころではない」 loin de (またはque接続法)~ 「~どころではなく」
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辞書で確認しておきましょう。引用は前々回と同じです。
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(bien) loin que+接続法 ⸨文章⸩ …どころか. Loin que le nombre des accidents de la route diminue, il augmente.|交通事故は減少するどころか増加している. 『プログレッシブ仏和辞典』 Bien loin que je me plaigne, je me réjouis.不満に思うどころか喜んでいるよ 『ロワイヤル仏和中辞典』 |
今日は以上です。
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