『仏文和訳法』を読む(例文293)
山田原実先生 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262
を読んでいます。
第八章 譲歩語句 Quel que soit~「~がどうあろうとも」 |
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[例文293]
[語句] recueillie 取り集める l’appreil 機械、装置 enfler 膨らませる dynamique 動力の s’annuler 消滅する faire son office 役目を果たす
[訳] 我々は、色々の装置を施して、水車の上に落ちる水の重力や、帆を膨らませあるいは風車を回転さす風力や、動力に変化する電流などを取り集める。しかしながら、その性質はどうあろうとも、それらの力は、それを利用する装置を通過する時に、決して増すものではない。それらの力は、そこで使用されてしまう。換言すれば、その役目を果たし、その代わりの有用な作用に変形して消滅してしまう。 |
〇語句補足
s’employer 使われる
〇今日の要点
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Quel que soit~「~がどうあろうとも」 |
前回とは違う辞書で確認しておきましょう。
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◆quel que+êtreのsubj. …がどんなものであろうとも
『ロワイヤル仏和中辞典』 |
今日は以上です。
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