『仏文和訳法』を読む(例文238)
山田原実 著『仏文和訳法』,大学書林,1949. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1704262
を読んでいます。
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第六章 代用語句 3. Enの種々なる意義 代名詞enはde~の形の代用となるが、そのdeの意義如何によって種々に訳すべき場合がある。 (ホ)「~から」と出所を意味する場合 |
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[例文238] Dira-t-on que si l’éducation a varié, c’est que les hommes se sont mépris sur ce qu’elle devait être? Mais si l’éducation avait été empreinte d’un individualisme comparable au nôtre, la cité romaine n’aurait pu se maintenir ; la civilisation latine n’aurait pu se constituer ni, par suite, notre civilisation moderne, qui en est, pour partie, descendue. [語句] se méprendre sur~ ~について考え違いをする empreindre 極印を附す、印する、跡を残す pour partie 一部分
[訳] 教育が変化したのは、人間が教育がどんなものであらねばならないかということに就いて考え違いをしておったからであると人々は言うだろうか。しかし、仮に昔の教育が、今日とよく似た一種の個人主義的なものであったとすれば、ローマの都市は存続することができなかっただろうし、ローマ文明、したがって、幾分、ローマ文明から出ている近代文明も構成され得なかったであろう。 |
「教育 が変化した」というのは、昔に比べて現在の教育は変化しているということではなく 、ローマ時代のうちで変化した、ということのようです。
◯今日の要点
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3. Enの種々なる意義 (ホ)「~から」と出所を意味する場合 |
今日は以上です。
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